【マンション売却】　売れるまで何日かかる！？ | 墨田区にて不動産売却をお手伝いしている日常を定期的に綴っております

マンションを売却することを決める
(住み替え・引っ越し・相続などの理由)
↓
不動産業者に査定を申し込む
↓（１週間）
媒介契約締結
↓（１週間）
売却活動
↓（３か月）
売買契約締結
↓（１ヶ月）
引渡し

いまどの状況にいるかで
何をしなければいけないかが変わってきますので、
上記の１つの場面ごとの注意点を説明しますね。

マンション売却を決める
ここでの注意点は、
・いくらで売りたいか
・いつまでに売りたいか
・残債はどれぐらいか
・買い替えするなら新しいマンションの予算は

などの細かいことを予め決めておくのがおすすめです。
その場その場で対処もできますが、
マンションの売却は数千万円が動きますので
そのプレッシャーで焦ってしまいます。


査定を申し込む
信頼できる不動産業者に査定を依頼しましょう。
信頼できる不動産業者の見分け方はこちらの記事でご紹介しています。

https://sumida-baikyaku.com/blog/20220815-1646/

媒介契約締結
信頼できる不動産業者と媒介契約を結びます。
媒介契約は３種類あります。
一番のおすすめは「専任媒介契約」です。
一番早く売れて、売主さんの時間と労力が節約できる契約形態です。

売却活動
専任媒介契約でしたら不動産業者から定期的に報告が入るので、
売却活動状況の確認ができます。

販売活動を開始すれば内覧の予約が入りますので、
その対応をする必要があります。

リフォームまでする必要はありませんが、
内覧での印象はとても大切です。

内覧で印象をよくする方法はこちらの記事をご覧ください。
https://sumida-baikyaku.com/blog/20220727-1452/


売買契約締結
売買契約には法律用語も多く読むのが面倒ですが、
お金に関係する大事なことですので、
こまかい部分までチェックすることがおすすめです。
分からない部分は不動産業者へ聞きましょう。

通常ですと、売買契約書の案ができたら
売主と買主双方で確認をして、
それがOKなら締結という流れになります。

締結当日に内容を確認してこれは違う
ということにならないための確認ですね。


引き渡し
売買代金をすべて払ってもらったら
いよいよ引き渡しとなります。
売買契約書に書いてある通りの期日に引き渡すのはもちろんですが、
荷物が残っていないかどうかなどの
細かい確認が必要となります。

売却までは「売却までの流れ」で書いた通り、
３～４カ月というのが通常です。

この証拠となるデータも見ておきましょう。
こちらの図をご覧ください。



※参照データ
公益財団法人東日本不動産流通機構　首都圏不動産流通市場の動向（2022年）

中古マンションは売却まで平均で75.6日となっています。
約2か月半です。
中古の戸建ては平均で92.9日、土地は94日と3か月を超えていますね。

中古マンションの場合、売却をしようと思って、
・不動産業者へ査定を依頼する　　約1週間（７日）
・不動産業者からの査定をもとに媒介契約を結ぶ　　　約1週間（7日）
・売却活動をして買主と売買契約締結　　　75.6日
・引き渡し　約1ヶ月（30日）

これらをすべて足すと119.6日で
約4か月ということになります。

もちろんこれは平均ですので、
これよりもっと早い場合もありますし、
遅くなる場合もあります。
目安にしてくださいね。

３～４ヶ月だっても売れないという場合、
何か原因があるはずです。

その時の対処法はこちらの記事にまとめましたのでぜひご覧ください。
https://sumida-baikyaku.com/blog/20220812-1627/

簡単に要約すると次の5つのポイントをチェックするというものです。
・販売価格が高すぎないか
・不動産業者が信頼できるかどうか
・管理費、修繕費などのランニングコストはいくらか
・内覧時の買主候補の反応
・ライバル物件の存在を確認する

マンションがどれくらいの期間で売れるかについて解説をしました。
マンションは土地や中古戸建と比べて早く売れる傾向にあります。
マンションは価格にもよりますが、売れやすいので
なかなか売れない場合はなにか原因があると思いますので、
お気軽にご相談ください。