住宅ローンで破綻する人の特徴5選
住宅ローンは、多くの人にとって
人生で最大の借金となります。
しかし、住宅ローン返済中に破綻してしまう人もいます。今回は、住宅ローンで破綻する人の特徴を5つ挙げ、
その理由と対策について紹介します。
住宅ローンで破綻する人の特徴5選
家計簿をつけていない
住宅ローン返済に必要な支出を計画するためには、
家計簿をつけることが重要です。
しかし、家計簿をつけていない人が多く、
返済に必要なお金が足りなくなるケースがあります。
家計簿をつけることで、返済に必要なお金を
把握し、ムダな支出を省くことができます。
自分の家庭の経済状況を把握することが大事です。
収入が多いか少ないかの議論をしがちですが、
収入>支出の状態を保つこと方が大事です。
食費がいくらで、
水道光熱費がいくらで、
教育費が、、、
と最初のうちから細かくつけるのはお勧めしません。
最初の3か月で断念すると思います。
最初はざっくり、
収入がいくらで、支出はいくらだったか
ぐらいから始めるのがちょうどいいと思います。
ボーナス併用返済をしている
ボーナス併用返済は、毎月の返済額を減らすことができるので、毎月のやりくりが楽になる方法です。
しかし、ボーナス併用返済をしている人が、
景気の変動によりボーナスカットとなったりすると、
ボーナス返済の時期のために別途貯金をする必要があるので、毎月のやりくりがつらくなります。
住宅ローンの返済のためにカードローンを使用して、
自転車操業をしているという人もいますが、
せっかく金利の低い住宅ローンを利用しているのに、
金利が10%を超えるカードローンを利用しては
本末転倒です。
ボーナス併用返済を行う場合は、
限界ギリギリの額ではなく、
無理のない範囲で計画しましょう。
人生三大支出を考えていない
人生三大支出とは、
・住宅購入
・子育て
・老後資金
です。
住宅ローン返済中には、子育てや老後資金などの将来的な支出を見据えて、
貯蓄計画を立てる必要があります。
しかし、人生三大支出を見越して計画を立てていない人が多く、返済に必要なお金が足りなくなるケースがあります。
将来的な支出を見据えて、
返済計画を立てることが重要です。
例えば、お子さんがいま5歳ぐらいだとすると、
10年後~15年後に高校と大学という
教育のなかでも一番お金がかかる時がきます。
10年後~15年後まで住宅ローンを返済しながら
教育資金の余裕があるのかどうか、
余裕がなさそうなら住宅ローンの借入額を下げる
などの対応が必要となります。
業者の意見を鵜呑みにしてしまう
住宅ローン返済には、借入金利や返済期間、
返済方法などの選択肢があります。
しかし、業者の言葉を鵜呑みにしてしまい、
自分で考えずに契約をしてしまうケースがあります。
業者の言葉に惑わされず、自分でしっかりとした意見を持つことが大切です。
例えば、金利は変動金利がいいですよ、
この20年上がらなかったのだから
これからも大丈夫です。
というのはよく言われることですが、
本当にそれでいいのでしょうか?
金利の未来なんて誰にもわかりません。
変動金利というのは、金利変動のリスクを
自分で背負うことを意味します。
逆に固定金利は変動リスクは銀行が負担します。
変動金利の仕組みや、これから金利があがるのかどうかについては、
こちらの記事で詳しく解説しております。
https://sumida-baikyaku.com/blog/20230125-1900/
きちんとした根拠をもってそういう提案をされていればそれでもいいのですが、
自分で調べたり、考えたりしていないと
最終的に後悔します。
まとめ
住宅ローンで破綻する人の特徴について解説してきましたが、これらはあくまでも一例です。
もちろん、住宅ローンで破綻してしまう原因は
人それぞれで、一概に言い切ることはできません。
しかし、これらの特徴に当てはまる人は、
住宅ローンの返済についてもっと真剣に向き合い、家計簿をつけたり、将来の人生設計を考えたりすることが必要です。
もし住宅ローンの返済について不安を感じている場合は、早めに弊社のような専門家にご相談ください。
家計の見直しや返済プランの見直し、
住宅ローンの借り換えなど、
適切なアドバイスが可能です
住宅ローンの返済がストップしてからの
ご相談ですと、対応が難しい場合もあります。
どうすることもできずそのまま競売になったケースも実際にあります。
早め早めの対応が必要です。
墨田区不動産売却相談センター
住所:東京都墨田区両国4-33-12‐501
電話番号:03-3631-3756
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