売るのが難しい中古マンション　5選 | 墨田区にて不動産売却をお手伝いしている日常を定期的に綴っております

総戸数が30戸以下の小規模マンションの場合、
管理費や修繕積立金の1戸当たりの負担が大きいです。
戸でも管理費修繕積立金の滞納が起きると大規模マンションとは比べられないぐらいの
大きな影響がでます。

将来の修繕積立金が足りなくなる可能性もありますので、
検討候補から外すという方も多いです。

修繕積立金が足りているということを重要事項調査報告書などで
確認することで売却がしやすくなります。

マンションの状態を良好に保つためには適切な管理、修繕が必要です。
そのための管理費と修繕積立金です。

国交省が修繕積立金に関するガイドラインを出していて、
マンションの規模によって修繕積立金の目安が変わってきます。



※マンションの修繕積立金に関するガイドライン参照
　https://www.mlit.go.jp/common/001080837.pdf

このガイドラインよりも修繕積立金が少ない場合、
大規模修繕のためのお金が足りない可能性があります。

また、マンションを売却する前には管理会社が発行する重要事項調査報告書を取得して、
修繕積立金の総額や滞納の有無もチェックするのがおすすめです。

立地はマンションの売れやすさに大きな影響があります。
駅からの徒歩が10分超えの物件は売るまでに時間がかかることが多いです。

ただ、駅からの徒歩10分を超える物件は全部ダメかというと
そこまで単純ではありません。

駅から徒歩10分以上だったとしても、
近くに高速道路の入口があったり、

幹線道路へのアクセスが良いという場合、
車を持っている方の需要があります。

エレベーターなしで3階以上だと売れるまでに時間がかかるか、
金額が安くなることがあります。

1階や2階は立地さえ良ければ逆に高値で売れることもあります。

ただ、3階以上だとしても子育て世帯などには、
学校が近いなどの立地条件はありますが、
ちゃんと需要もあります。

1981年6月1日以降に建築確認を受けたものが新耐震の物件です。
これ以前の建物は旧耐震といって、耐震性能が新耐震よりも劣ります。
2023年現在、目安として築42年以上です。

1981年に建てられていても新耐震基準では無い場合もありますので注意が必要です。
旧耐震基準の詳しい話はこちらの動画で説明していますので、
ぜひご覧ください。
https://youtu.be/1OdjxjB7kS4?t=115


耐震診断がされており、
旧耐震基準でも新耐震基準と同等の耐震性能があると分かっている、
または耐震工事が行われた物件でしたら影響は小さくなります。

売却するまでに時間がかかったり、
売却価格に影響が出るマンションの条件を5つご紹介しました。

これらの条件がすべて当てはまるマンションだったとしても、
需要が少ないというだけで、金額さえ間違えなければ売却は可能です。

売却を開始する前に、実際にどれくらいの金額で売却されているのか、
そもそも売却事例はあるのか等の調査が必要となります。

一般的な買主を探す場合、
これらの条件に当てはまるマンションを売却するのは時間がかかることが多いです。

急いで売りたいという場合は、
買取り業者を探すという方法もあります。

こんなマンションを売却したいんだけど、
そもそも売れるのか、どれくらいの金額で売れるのか、
業者買取りとはどういう流れで売却できるのか等
ご不明な点は弊社へお気軽にお問い合わせください。