首都圏のマンション売買の動向
東日本レインズが首都圏の2022年6月度サマリーレポートを発表したので
解説いたします。
成約物件の詳細と前年同月比較の表です。
※公益財団法人 東日本不動産流通機構 サマリーレポートから抜粋
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202206_summary.pdf
まず首都圏中古マンションの6月の成約件数についてです。 成約件数は3,003件、前年比で7.9%減少、6か月連続で前年同月比を下回りました。 この表には出ていませんが、 新規登録件数は14,461件、前月比6.9%増加です。 在庫件数は6月は37,179件で前年比プラス10.5%の2桁増、5カ月連続で前年同月を上回ってます。 成約が減って、在庫が増えているのが現状です。 ですが、在庫件数については前年2021年6月が2020年6月と比べて マイナス26.2%だったので、 まだ在庫件数が回復していないと考えられます。
次は㎡単価についてです。
6月の首都圏中古マンションの
成約㎡単価は66.99万円/㎡
で前年比プラス12.8%の2桁上昇、 20年5月から26カ月連続で前年同月を上回りました。 新規登録の㎡単価は70.84万円/㎡ 在庫㎡単価は72.65㎡で前年比プラス10%、18年2月から53カ月連続で前年同月を上回りました。
価格は4,231万円と前年同月比でプラス9.2%、
専有面積は63.15㎡でマイナス3.1%です。
首都圏中古マンションはデータからみて分かる通り、 引き続き値上がりしています。 この上昇がどこまで行くのか予想するのは難しいですね。
このまま上昇し続けることはあり得ません。
市場は上げたり下げたりを繰り返すものだからです。
不動産の売買は一生のうちで何回もありませんのでタイミングが重要になります。 いまの価格が高いのは事実ですが、同時に金利はかつてないほど低いです。 住宅の購入には銀行の住宅ローンを利用するのが一般的です。 住宅ローンで一番大事なのは返済可能年数です。 35年ローンを組んだとしても借入開始年齢が 30歳なのか40歳なのかで審査状況が変わってきます。 住宅購入を考えている場合は、 市場の動向を考えすぎると今度は年齢的に買えなくなってしまいますので、 住宅ローンの金利やあなたの年齢、家族構成など総合的に考えることが必要です。
墨田区不動産売却相談センター
住所:東京都墨田区両国4-33-12‐501
電話番号:03-3631-3756
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